五線譜のラブレター

五線譜のラブレター (特別編) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2007-10-26)
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思い返してみると、昨年僕の中で一番ブレイクしたのは、ミュージカルだ。
といっても、劇団四季とかそっち方面ではなく、かつてのMGMミュージカル映画のこと。

以前、淀川長治の日曜洋画劇場のエンディングとして流れていた曲が気になって調べたら、演奏者や曲名も判明し、CDも入手できた。
So in love」という曲だった。
ちょうどその頃、作曲者のコールポーターの伝記映画が封切られて、何かの運命を感じ、是非見ようと思った。
でも行きそびれた。
それっきり忘れていた。
昨年ある日、近所のレンタル屋でDVDを借りようと物色していて、「五線譜のラブレター」が目にとまった。そう、あの伝記映画だ。

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君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命(銀杏BOYZ)

君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

僕はレトロって基本的にあまり好きじゃない。なんか後ろ向きとか、ネガティブとか、何も生み出さない感じがして。過去を美化するタイプじゃないので、癒しにもならないしね。純粋にデザインの普遍性みたいな話なら付き合うけど。

このアルバムはどこかのサイトか雑誌で話題になってて興味を引かれた。でも買うまでもないから、レンタルにでもなったら借りてみっかと思っていて、例によってすっかり忘れていた。
で、しばらくたったある日レンタルショップで偶然目の前に”銀杏”の文字が。おお確かこれだ、借りてみよう。(江口寿史のジャケットが恥ずかしかった)

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ヴィヴァルディ:協奏曲集 「四季」 (ジャニーヌ・ヤンセン)

ヴィヴァルディ:協奏曲集

Janine Jansen(ジャニーヌ・ヤンセン)という人のヴィヴァルディ「四季」
何かのレヴューで大絶賛されていて気になっていた。でも、一方で、
え?今さら「四季」で、そんなに新鮮な解釈ってあるの?みたいな。
もう手垢にまみれてるし。すっかり暗譜してるぐらいだし。

僕にとって「四季」はイ・ムジチ、ソロ:ミケルッチだ。なんというか、フレージング、ディナミーク、アゴーギク、全てにおいて、重力に逆らわないというか、ゴム鞠の軌跡のような気持ちのいい普遍的演奏だった。今でも僕の脳内スタンダードだ。(有名なアーヨ版はキレイだけどちょっと大時代的で好みではなかったから)
その後も飽きるほど様々な演奏を耳にしたけれど、どれもソロの個性が強すぎたり、音楽を変にこねくり回したりで、バランスが悪く、イ・ムジチ以上にピンと来るものはなかった。
だから、「四季」はもういいや、って思ってたんだ。

でもワリと信頼できる評論家の大絶賛だから、引っかかりが残っていて、先日なにげにCDショップでJust looking していたとき、僕の目の前に、まさにそのCDがあったのだから、当然買っちゃうよね。

で、聞いて見た。

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好きな歌って

ボクは曲の魅力から入るタイプですね。
例えば平原綾香はある日TVで[「明日」を聞いてガクンとカタストロフィー的に曲に魅入られました。職場女子に頭を下げてカラオケで歌ってもらったりするぐらいに。
そして、結局彼女のファンになる、という順序、
最近某ドラマのテーマソングになって、シングルカットもされたりして、再熱の勢いですね。

ODYSSEY

かなーり遡れば、シチズンの時計のCMで衝撃を受けた曲が、偶然買った矢野顕子のレコードに入ってて、ビックリした。
彼女もこの曲が気になってて、随分探した末、ハリネズミ高橋悠治作曲と判明、アルバムに入れた、とライナーノーツに書いてた。
たちまちアッコちゃんファンにもなると。

愛がなくちゃね。(Good night という曲)

で、思い出のすが

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ネリー・フーァタド

アルバム WHOA,NELLY!

My評価★★★★☆

僕は会社帰りに近所のタワーレコードで試聴しまくることを密かな楽しみにしている。
先日、たまたま彼女の新作アルバムを聞いて、はっと引きつけられた。それまで彼女の存在は知らなかった。
早速、このデビューアルバムをレンタルして聴いてみた。
スンゴクいい。すっかりファンになった。
なんといってもあの声!日吉ミミを精米歩合50%以下で磨き上げたような、と言ったら分かる人にも分からないか。
それでもって、音程ばっちりのリズム感文句なしの。
音楽も父ちゃんがポルトガルはファドの歌手だったとあって、アメリカ臭さがなくて好きだ。
独創性は椎名林檎とかの方が上だろうが、十分洗練されてるし。聞いてて素直にうれしい。
やっぱ、新作も買ってこようっと。

糾える縄

先日借りたCD,はずれだった。

ひとつはレッドホットチリペッパーというロックバンド。
洋楽を聴く機会は本当に少ない。
ラジオを殆ど聴かなくなったし。一番の原因は,著作権の関係でレンタルCDから大部分姿を消したことだろう。かといってCDを買う機会も少ないし,TVの紹介も薄い。
だから,最近の洋楽シーンは全くの情報不足だ。和製ポップシーンはやたら詳しいのに。
ところが,最近レンタルで新作の一部を見かけるようになってきた。レッドホットの新作も棚に並んでいて,「最強のロックバンド」とか「前作は1千万枚以上のセールス」とかの惹句が目を引いた。でその前作「カリフォルニケーション」を借りてみたのだ。
でも想像力がぜんぜん感じられない。手あかにまみれたようなメロディーハーモニーとか,ありきたりなラップ。和製ポップスの方がよほど面白い。(ファンの人いたらごめん,個人の趣味だから)最近ではノラ・ジョーンズに匹敵するつまらなさだった。

関心空間というサイトのに個人的レヴューを書こうと思っているが,マイナス評価のものは止めよう。

もう一枚はモーツァルトの絶筆,レクイエム。カルロマリアジュリーニ指揮のフィルハーモニア響。ゆっくりとしたテンポ設定が,うまくいってないように感じた。確かに美しいけれど,あまりに天上的すぎて,人間的興奮が喚起されない。ぐっと胸に迫る表現ではない。
また別の演奏を探してみようと思う。

和製ポップも,はっとするような作品は,最近ないなあ。

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