さよならモーニング

毎週買っていたマンガ雑誌「モーニング」の購読をやめました。
経済的な理由もあるけれど、他にやりたいことがあって読む時間がとれなくなってきたのです。
なので、読む速度が発刊のペースに追い付いていけず、何週分も溜まってしまうことがよくあるようになったからです。
(もしかしたら年のせいかもしれない)
 
思えば、子供のころから毎週欠かさずマンガ雑誌を読み続けていました。
マガジン、サンデー、キングの黎明期からチャンピオン、ジャンプの創刊に立会い、長じてビッグコミックスピリッツ、ヤングマガジン等続々と刊行された青年誌に主軸が移行、一時は毎週三誌以上読みふけっていました。
さすがにそんな暇も体力もなくなり、最終的にはモーニング一誌のみ現在まで読み継いでいました。
この間、少年誌ではこち亀の秋本治、うる星やつらの高橋留美子のデビューが印象的でした。特にこち亀は120巻ぐらいまで所有していました。最近置き場所がなくなって売ってしまいましたけど(泣)。
青年誌では美味しんぼ、コージ苑、じみへんに出会い、AKIRA、P.S.元気です、俊平など時代の寵児と同じ時間を共有しました。
その中でモーニングは途中から読みだしたのですが、自分の中ではその質の高さで他誌を圧倒し、ついに最後まで残留することとなったのです。
リアルタイム購読はやめますが、今後も注目作はコミックで買っていきます。絶対。
 
それでは、僕なりの墓碑銘として現在連載中の作品を中心にMyコメントを載せておきます。

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テルマエ・ロマエ

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン

やっぱりコミックも読書数に入れようと思ふ
僕の中で活字本と区別する理由がないから

作者が、尊敬する松田洋子先生のお友達ということで読んでみた

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まほおつかいミミッチ

赤い文化住宅の初子」を読んで、すっかり松田洋子のファンになった。こいつはいつかやってくれるだろうと思ったが、その後あまり作品も見かけず、そのまま忘れていた。
そうしたらやってくれたね。偶然この本を見つけて、ああ、あの文化住宅の、と購入してみたら、ビックリしてしまったね。もう面白くて面白くて一字一句も見逃さない勢いで読んでしまったね。

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鉄子の旅

鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)
鉄子の旅 (1) (IKKI COMIX)
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菊池 直恵 横見 浩彦
小学館

先日偶然本屋で見かけて買ってみた。
鉄道マニアのライターと女漫画家キクチが、毎回コアな鉄道の旅をするという実録もの。
駅弁にしか興味がないキクチが心ならずも鉄ちゃんの世界に引きずり込まれていくというコミック。
ギャグセンスはモヒトツだけど、絵も話のリズムもすっきりしてて読みやすいし楽しいマンガ。好感が持てる。

何たって鉄ちゃんの世界そのものが断然面白い。JR全駅降車達成とかの超マニアだけに、例えば130円で一都六県大回りの旅とか、日本海に一番近い駅のウンチクとか全く知らない(知らなくてもいい)テツの世界を教授してくれる。一冊の情報量多いよー。
それに辟易しながら連れ回される漫画家も、次第に余計なテツ知識が増えてしまって愕然、という構図。

僕も普通に乗物好きな男の子だから、好奇心満々。
それにしても、いつか時間が自由になったらのんびり鉄道の旅っていうのは、憧れだよね。

少しでもテツの気がある人、あるいはテツの彼氏、旦那に困ってる女性などにお薦めします。

ガラスの仮面

ガラスの仮面 (第1巻)

何年か前、体育会系女子に「読書は主にスポーツ新聞ですか」と聞いたらたいそう怒られ、彼女の文化的側面の一例として紹介されたのが「ガラスの仮面」という少女漫画だった。

ぼくも漫画読みとしては一定のレベルを自負しており,この有名なタイトルは当然聞いたことはある。20年以上続く名作とも。ただ,少女漫画は大昔に大島弓子や高野文子など一部の先鋭的な作家に興味を引かれて読んだ時期もあるが,スタンダードな少女漫画にはなじめず,こちらの世界には甚だ疎い。微妙な恋愛感情がどうのこうの,めんどくさっ,空中に浮遊する花々,うそっぽっ,異常に巨大なキラキラ目,きもっ。っていうまさに偏見。

でも,これを読まずして漫画を語るなかれ,と鼻で笑われるにいたり,基礎的素養としては押さえておくべきかな,と貸してもらうことにした。文庫版で全23巻。

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バッテリー ( & 天才柳沢教授の生活)

バッテリー

ベストセラーはほとんど読まない、側の人間だけど、年末ベストテンの書評とかであまりにも褒められているので、買ってみた。
元々は児童文学として書かれたらしいが、評判を呼んで一般読者にも評価されたという。

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夕凪の街 桜の国

夕凪の街桜の国
夕凪の街桜の国
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こうの 史代
双葉社
売り上げランキング: 5363

ベストセラーは絶対読まない、というアマノジャク。
でもないので、雑誌の”今年度マンガベストテン”とかを、立ち読みし、買ってみた。

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のだめカンタービレ


cover

クラシックの世界を舞台にしたマンガが賞を取ったと雑誌で見て、本屋で探すと平積みで売ってた。
早速1巻だけ買ってみた。面白くて次々買いそろえ、最新刊まで一気に読んだ。
少女マンガだから、買うのは恥ずかしかった。変態オタクおじさんと思われないように、さわやかな態度をとりつつ女の子に混じって本を探した。

もう典型的な少女漫画的設定で、白馬の王子様がいて、ピエロ役の彼の友達がいて、意地悪な恋のライバルがいて、でも結局はドジなアヒル的主人公(でも無機質)が白鳥となって王子様と結ばれる。絵に描いたようなシンデレラコンプレックス。
それでも、このマンガ、音楽がよく書き込まれているし、ギャグセンスが光っているから、まあ面白い方だな。
こんなところが最初の僕の印象だった。
でも、巻が進むに従って、引き込まれていった。
主人公「のだめ」チャンは自我が未分化な虫のようなキャラだ。でもジツはかわいくて天賦の才能がある。本人はその天才を自覚していないが、マメな王子様によってその能力が花開いていく。そして努力型のライバルは決して彼女に太刀打ちできない。
このシチュエーション、どこかで聞いたことはないだろうか。
そう、これは現代版「ガラスの仮面」ではないか。
あの悪魔的な漫画をクラシックの世界に置き換えたものだと、気づいてしまった。残念。
ただし、”のだめ”オリジナリティは”仮面”には皆無のギャグセンス。それが救いだ。

なんていう理屈抜きに面白いこと請け合い。お薦め。

今度生まれたら断然識指揮者になるぜ、とか千秋に感情移入してしまう。
最近、なりきってピアノを弾いてるオレ様(^^;)

ぶっせん


ぶっせん 1 (1)モーニングワイドコミックス

えーーーーっ
三宅乱丈って女だったのかー
知らなかった
今TVでマンガ夜話の再放送をやっていて、三宅乱丈のぶっせんを取り上げていた。
「ぶっせん」はモーニング連載中から大好きで、もちろんコミック買いそろえた。絵はうまいし、ギャグセンスも抜群だし、哲学だってしちゃってる。
でも一般受けはしないんだろうなと思っていたから、取り上げられたこと自体びっくりした。
出演陣がべた褒めするのを聞いて、やっぱり分かる人には分かるんだなと嬉しかった。
でも、女だったんだ。それが分かるとストンと胸に落ちるものがある。女キャラに対する容赦のなさとかね。
その後、あまりいい作品をものしてないから、今後に期待大。

ネパールに行ってみたい

ネパールに行ってみた!―Asian deep walking (Big comic books―Back‐packer’s guide)
堀田 あきお 堀田 かよ
小学館
売り上げランキング: 107501

Nさんが「いい国だよー」と言っていたので、ネパールに興味がある。
ちょっと高かったけれど、漫画だし、買ってみた。
著者の全くの体験記ではなく、一応キャラクターを設定し、何度かの取材を構成したもののようだ。ネパールに「沈没」したどうしようもない日本人学生を登場させて立体的にしている。
絵も手慣れているし、表面的ではないネパールの姿も垣間見られる好著だ。
アジアウォーカーの蔵前仁のコラムとか、取材裏話なども読み物も面白かった。
ただ、全体的に厚さの割には情報量が少ない感じ。まあまあって感じ。

My評価★★★☆☆

いつか行ったる。待っておれネパール。

ついでにこの手の旅行漫画でお勧めは
鈴木みそ、流水りんご など。
本を探すのが面倒なので、各自著者名で検索のこと。

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