10月 24th, 2003
GEOに寄って,元ちとせとノラジョ−ンズ,ごくせんスペシャル,マイノリティーリポートを借りる。
元ちとせは最初あまり興味がなかったけれど,NHK朝ドラの「まんてん」になぜかはまって(もちBS)彼女が歌うテーマソングを聴いてるうちに,痺れてきた。
で,そのテーマソングを含むアルバムがめでたく旧作となり即レンタル。
やっぱいいわ。
百年に一人とかいう売り出し方はちょっと可哀想。でも音程は良いし,発声もUAとかボニーピンク系でしっかりしてるし,コブシが南の島的でトレンディだし,純朴さがいい。結構ファンになっちまった。
ノラジョーンズはジャケットが美人だったし,タワーレコードで注目されてっぽかったし。ピアノ弾き語りみたいだし。全く予備知識なく聴いた。したっけ,ベタベタのカントリーでした。アメリカ演歌。でも聴いてると脱力してきて気持ちいい。
ごくせんはノーコメント。当然ウルウル来たけれど,直球すぎ。
マイノリティーはまだ。
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10月 23rd, 2003
タワーレコードで1時間以上試聴三昧,JPOPからJAZZ,クラシックまで最近の傾向をチェック。
結局キーシンのブラームスとDrivethru Records所属のパンクバンドアルバムを買う。
キーシンはやっぱり素晴らしい。スウィートスポットにドカドカ入ってくる表現だ。ソナタなんか,20歳のブラームスが暗い顔でうつむいて目の前に立っているようだ。
こんなのを聞くと他のピアニストは聴かなくてもいいや,って気分になる,ミケランジェリ以外。
バッハはコンサートで聴いたし,今度はベートーヴェンとかも聴きたい。
パンクアルバムの方は熱くて高水準のバンドが続く。洋ものを試聴しながら手書きの推薦文を読むと,この方面のジャンルも何だか異常に細かく細分化されているようだ。一番パワーのあるアルバムを選んだ。確かに元気があって不良っぽいけれど,音楽自体は意外にメロディアスで良くまとまっている。ぼくはパンクを名乗るならもっと既存のメロやリズムを壊して欲しい気もする。でもそれじゃ売れないんだろうな。
全部mp3に落として,通勤帰宅時に聴いている。朝のパンクや夜のブラームスは刺激的違和感だ。
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10月 21st, 2003
椎名 誠 山本 皓一
小学館
売り上げランキング: 606212
「秘密のミャンマー」 椎名誠 小学館
書店でたまたま見つけて,椎名誠がミャンマーの本を書いたのか,とすぐに購入した。ぼくは基本的には文庫版しか買わないので,単行本を買うなんて久しぶりだ。
ミャンマーは去年行ってガツンときたし,椎名誠も昔は良く読んだ。だからワクワクだった。
正直言ってがっかりした。金に飽かして,現地ガイドと車を雇い,スタッフ同行で周遊すれば,誰でもこのぐらいの安易な旅行記ぐらい書けるよな。何のテーマも感動もない,手慣れた売れ線シイナ節。さすがに後ろめたさからか,後書きでよく分からない国だったと述懐しているのは良心か。
ぼくが行かなかった地域の様子や,現地の人の生声,それと巻末の写真には,わずかに価値を認める。
まあ,ベストセラー作家の手慰み旅行記。
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10月 20th, 2003
長井秀和という芸人が前から好きだ。ひとり芸の新しいスタイルを作っていると思う。多少マニアックなのでめったにTV に出ないが昨日エンタメという番組に出ていた。
ネタの中に「あいのりという番組,海外に出かけてワゴンの中で好きだ嫌いだといって日本の恥だ。早く帰ってこい」という趣旨のものがあった。彼にしてはあまり冴えたネタではなかったけれど,全く同感だ。
このところ,あいのりのラブワゴンはミャンマーを走っていた。かの国は去年行ったので,楽しみに何度か見た。
でも何ちゃんが好きだ,何君とお別れだ,という話ばかりで,ミャンマーの暮らしや風景は単に彼らの恋愛ごっこの背景,きれいな絵作りの材料しか過ぎない。
正直がっかりした。シビアな世界の中で一人平和ボケのニッポン。それを象徴するような,ワゴンの中だけのちっぽけで小動物的な狭い世界。
若者たちの単純な苦悩と喜びはきっと400万年前から不変だろう。それはそれで微笑ましくも感動的だ。
でも長井秀和が言うように,べつに海外に行かなくても良いじゃないか。なんかいやだし。番組作りとして安易すぎると思うな。
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10月 19th, 2003
晩秋の晴れ間。バイクで冷たい風を突っ切って余市に行った。
昨日ユニクロでアンダーウェアを買い込み万全の防寒対策。それでも隙間から寒風が染みこんでくる。本当に今シーズンのラストランだろう。
余市では葡萄狩り。ある研究グループのメンバーが集まった。葡萄棚の下でジンギスカンパーティー。
前夜夜更かしして遅刻したぼくは,お腹がくちくなって睡魔に襲われ,ベンチに寝ころぶ。薄目を開けると,色づいた葡萄の葉と背景の青空がクリアな配色でうねうね絡み合っている。
帰りは友達とつるんで北大前をうろちょろしたり,ケンタでチキン食べたり,雨上がりの夜道を飛ばしたり。
もうすぐ冬かあ。
Tags: 外食
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10月 16th, 2003
ヘッドフォンの調子が悪いので,ヨドバシに買いに行った。
装着感や見た目,音質などを吟味して,ソニー製のものに決定した。
レジに行く途中で,別のヘッドフォンが目につく。ノイズキャンセラー付きのものだ。
これは周囲の雑音をマイクで拾い,逆位相の音を同時に流してノイズを減衰させる仕組みだ。何年も前に友人が持っているのを試して,その効果に驚いた記憶がある。当時1万円以上したので,ぼくには無縁と忘れていた。
目の前にあるのはパナソニック製で5千円弱だ。結構大きくてヘアバンドのように頭にかぶる昔スタイルだし,色も変に目立つブルーだ。要するにダサイ。ソニー製のも少しましなデザインのものもあったけれど,それは8千円以上する。
どうしようか迷った末,買ってしまう。
早速帰りのJRで試してみる。おおお驚くほどの効果だ。ガタンゴトンという列車の音(のうち中低周波成分)がきれいに消えて,音楽に集中でできる。スイッチを入れたり切ったりすると威力がよく分かる。
多少音質が変わるけれど,十分許容範囲だ。
ただし,窓に映った自分の姿は格好悪い。ヘッドフォンが目立つし,コードの取り回しもウルサイ。
でも嬉しいな。
Tags: オーディオ
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10月 12th, 2003

札幌駅の映画館で,話題の香港映画インファナル アフェアを見た。
香港マフィアの組員のラウ(アンディ・ラウ)、優秀な警察学校生徒のヤン(トニー・レオン)が、互いに相手の組織にスパイとして送り込まれる。10年後,麻薬取引に絡んでそれぞれの組織が情報漏れに気がつき,警察はラウに、組織はヤンに、それぞれ内通者を探すよう命じる。やがて2人の運命が交錯していく。
確かに,ハリウッドがリメイク権を争ったと言うだけあって,良くできたストーリーだ。派手なアクションもなく,役者の演技で見せる点も好印象。
でもぼくは不満だった。
ストーリー,演技,カメラ,音楽それぞれ良くできているのだが,大きな何かが足りないのだ。
マイナスアルファの映画。
必然性や自然さ,格好良さ,深さみたいなものに関するある部分の本質が欠落している,と言えばいいのかな。それが何かは今うまく言えない。
ぼくの中に(きっと誰の中にも)何も生み出さない映画・・。
その意味ではハリウッド的かも。むしろリメイクに期待か。
Tags: 映画評
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10月 11th, 2003
天気が良さそうなので,今日も一走り。
気持ちのいい日差しの中,千歳から支笏湖へ。
ガスが残り少なかったが,千歳のスタンドではリッター100円だったので高いなと思い,支笏湖まで我慢することにした。
支笏湖への道は大渋滞。途中女性警察官の黒バイの後に付いてしまい,すり抜けも出来ない。延々とケツについていく。
支笏湖へ着くとなんとスタンドは定休日。店屋のおばさんに聞いてみるが,付近にはその一軒しかないみたい。
洞爺湖へ行って北の湖記念館へ行くのが今日の目標だったけれど,やむなく一旦苫小牧方面へ向かう。
リザーブ切り替えぎりぎりで,ようやく見つけたスタンドで給油。ここはリッター102円,結局損した。
隣のコンビニでおにぎりを食べていると,30代ぐらいの地元ライダーに声をかけられる。地べたに座ってツーリングの話をしばらくした。彼はお盆に九州まで行って北上したとか。バイクは1300ccの隼。羨ましいなあ。来年大型取るぞー。
また支笏湖に戻り,洞爺湖を目指してみる。
しかし,午後も遅くなり少し肌寒くもなってきたので,喜茂別から中山峠を通って,帰ることにする。
気持ちのいい空気の中で牧場の牛がこちらを見ている。背景には羊蹄山の雄姿。
山々は紅葉が始まっており,暖色の日差しを浴びて黄金色に輝いていた。秋の農産物を道沿いで売っている。ポ−トランド郊外の自然を思い出した。外国的な風景だ。
峠を下りたあたりから藤野地区まで延々数キロ以上に渡って渋滞が続く。こういうときはバイクの機動性を痛感する。
日が沈むと,かなり厚着をしていても体が冷える。
今シーズンの遠出はこれで最後かな。
ちょっと寂しい気持ちで家路を急いだ
Tags: ツーリング, 道央
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10月 10th, 2003
朝から散々迷った。
今日はキャンプへ行くはずだった。でも同行予定のおじさんたちが,子供の行事などを理由にドタキャンしたため結局中止になったのだ。この話が出た時,彼らの目は若々しく輝やいたが,やはり普通のマイホームパパの世界へ戻っていってしまった。一瞬でも嬉しくなった自分がバカみたいだ。
でもきっと俺の方がオカシイのだろう,と反省し,プランを立ててみた。こないだのツーリングの時見逃した青森の三内丸山遺跡にバイクで行く計画だ。
函館から大間のフェリーだと,往復でも5千円弱だし,ガソリン代と合わせてもちょっと一本ネクタイでも買ったと思えば可能だ。
キャンプ道具はあるし,大間に夕方着いて一泊し翌日青森で遺跡を見て午後便で戻る。
3連休の2日目までは天気も持ちそうだ。
東日本フェリーは今再建計画がピンチでこの航路もいつまであるか分からないし。
よし行くぞ。と決意した時,思い出した。そうだ,旭川の舟越桂展行きたい。来週別な用事で行けないし,会期中最後のチャンスだ。
うーんどーしよー。
結果,文化系の血が勝った。青森はまた来年行けるし,こないだ行ったばかりだし。でも舟越桂の本物は今度いつ見られるか分からない。
というわけで昼前,旭川にバイクの鼻先を向ける。
先週に続き二度目のチャレンジの今日は天気も良く,道央の美しい穀倉地帯を気分良く飛ばす。
試しにリザーブぎりぎりまで走ってみる。ガス欠状態までどのぐらいか把握できた。が,リザーブ切り替えレバーの位置がなかなか分からず,15分ぐらい探してしまった。
旭川のちょっと手前で警官においでおいでをされる。
え,俺?
車の流れに乗っていて,スピードも出ていないし,違反してない自信はあったから,ムッとしながら停車する。
免許証を見せろと言う。滅多に止められないだろうから,たまにはいいでしょ,とか言ってる。違反ではないようだ。
どこまで何しに行くのか横柄に問われ,旭川で美術館に行くと言うと,一瞬ひるむ。
免許証を確認するとそれまでの態度が急に変わった。たぶん不良若者だと思ったら自分より年上のオジサンだったので驚いたんだろう。
この間比布でバイク死亡事故があったので気をつけて,とか今日は遅いし旭川で一泊ですか,単車は疲れるから,とか親切っぽく聞いてくる。いや美術館に行ったらすぐ札幌に帰ります,と答えると,(そんなオジサンが)バイクに乗ってるなんて凄いですね,とお世辞まで言ったあげく解放された。勝った,と思った。
旭川駅で地図を確認し,美術館へ。
舟越桂は,数年前TVで特集を見て以来気になっていたのだ。その実物が目の前にある。
木彫に彩色し,目はガラスをはめ込んでいる。人形的でもあるが,肉体性を極限まで削り落としたような普遍性に満ちている。
皆正面を毅然と向いている。展示方法は会場に作品を群衆のように配置しており,観客はその間を縫いながら鑑賞するようにになっている。並んだ作品が相互に干渉しあい,ぼくの心の深いところを震わせる。永遠の空間だ。
作者のメモや制作過程の展示なども工夫されていたが,それより実物の作品自体の力がこれほど強いとは思わなかった。帰って図録を見て,彼が東北出身であること,クリスチャンの家系であること,函館のトラピストに聖母子像の作品があること,などを知る。
久々に感動する展覧会だった。もっともっと語りたいけれど,また別の機会にする。
来て良かった。
ぼーっとして屋外に出ると,公園の紅葉に夕陽が差している。
帰り道のコンビニで地元オヤジに「いいバイクだなあ」と声をかけられる。元暴走族っぽい。昔の武勇伝が始まりそうなので適当にあしらう。でもバイク好き同士,親近感を覚えた。
Tags: 美術展
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10月 7th, 2003
パリコレは来年の春夏物のショーが始まったというけれど,札幌では秋冬物が店頭に並ぶ季節となった。
何となくブラブラと眺めていて,何となく気に入った秋色のネクタイを買う。
何となく嬉しい。
Tags: 徒然
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