2010年 読書記録

2010年 どんな本に出会えるんだろう

冊数書名My評価
★五つ
コメント
12月
30★★★★前作「モーレツ・・」よりもストレートに身内暴露してて面白い
ヤマザキマリ、松田洋子、三宅乱丈という大好きな3人が友人同士というのはうれしい
身も蓋もなさでは一方の巨人である西原理恵子を思い出す
僕はヤマザキ派だ
29★★★確率カオス虚数という不安なキーワードと現実社会の接点
”無限”に比べると網羅的な数学史の紹介だからちょっと浅いか
28★★★★★無限という概念を軸に数学史から文学・哲学・経済学の関わりまで縦横に論考してめくるめく世界観を提示している
末尾の数学小説も侮れない
素晴らしい頭脳だ
脱帽
27★★★★★本年最大の収穫
いずれキチンと論じてみたい
まあ読んでみて下さい
11月
26
パイナップルの丸かじり (文春文庫)
東海林 さだお
文藝春秋 (2010-10-08)
売り上げランキング: 21413
★★★★もう出たら買う
ずっとついて行きます
必ずインスパイアされてる
25
田村はまだか (光文社文庫)
朝倉 かすみ
光文社 (2010-11-11)
売り上げランキング: 22736
★★★★★いきなりススキノが舞台で驚いた
崇高な恋愛小説だ
隣近所のアダムとイブだ
僕も田村が大好きだ
24
反音楽史―さらば、ベートーヴェン (新潮文庫)
石井 宏
新潮社
売り上げランキング: 25839
★★★★全てのクラシック音楽好きに読んで欲しい
専門家には周知のことらしいが僕は目から鱗の連続だった
音楽史観が大修正されること間違いなし
ただし著者にミューズの息はかかっていないと直感してしまった
老研究者の癇癪は割り引かなければ毒に当たるよ
気をつけて!
10月
23
東亰異聞 (新潮文庫)
東亰異聞 (新潮文庫)
posted with amazlet at 10.11.02
小野 不由美
新潮社
売り上げランキング: 92304
★★★★明治期の東京のムードと歌舞伎の体裁で紡がれた、非常によくできた典型的なミステリーだ
ホームズとワトソン役が、お家騒動に絡んで跳梁する怪人の糸を辿っていく
最後のなぞ解きの場面まではそう思っていた
ところが、その後の圧倒的なクライマックスに腰を抜かした
さすが十二国記の小野不由美だった
22
なにもない旅 なにもしない旅 (知恵の森文庫)
雨宮 処凛
光文社 (2010-09-09)
売り上げランキング: 164948
★★★旅のダメな部分を愛するという基本姿勢に共感
自分の過去の旅の失敗が救われる思いだ
調べるとこの著者は立派な活動家で、そこがつげ義春らとは違う
21★★★★★ボクが思う「旅の意味」みたいなものを感じさせてくれる
それを実践してる
なんたって面白い
20
魔性の子 (新潮文庫―ファンタジーノベル・シリーズ)
小野 不由美 山田 章博
新潮社
売り上げランキング: 11306
★★★★12国記、泰麒の外伝
しかし、12国記の前に上梓されている
既に世界観を形成していたのかと驚く
予備知識なしにこれを読んだらどう感じるのだろう
現実逃避の苦さを描いた物語として、完成度は高い
19
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
ヤマザキマリ
エンターブレイン (2010-09-25)
★★★★★古代ローマには浴場が1010もあったらしい
銭湯だけに笑
とにかく最高に面白い
9月
18
サクリファイス (新潮文庫)
近藤 史恵
新潮社
売り上げランキング: 2624
★★★★レビュー
8月
17
16
海のカテドラル 上 (RHブックス・プラス)
イルデフォンソ ファルコネス
武田ランダムハウスジャパン
売り上げランキング: 84907
★★★一応面白く最後まで読んだ
でも「大聖堂」の信奉者としては物足りない
何故だろう
きっと貫かれた哲学みたいなものが欠如しているのかも知れない
読後感が全然違った
7月
15
もやしもん(9) (イブニングKC)
石川 雅之
講談社 (2010-07-06)
★★★★長いつきあいのマンガだ
この世界は菌類に支配されていることが勉強になるし
僕らの大学時代のような世間と隔離された感覚が懐かしい
14
★★★★自伝的な漫画
昔の北国共通のノスタルジー
優しかった時代
13
涼子さんの言うことには (KCデラックス)
ヤマザキ マリ
講談社 (2010-07-13)
★★★★ルミとマヤその後
ヨーロッパに放り出された作者
すっかりファンになった
12
いい音ってなんだろう/村上輝久
村上 輝久
ショパン
売り上げランキング: 150867
★★★★レビュー
6月
11
吉田秀和作曲家論集〈2〉シューベルト
吉田 秀和
音楽之友社
売り上げランキング: 319690

★★★おなじみの音楽評論家
ちょっと退屈
それより最近まだご存命と知って驚いた
3月
10
華胥の幽夢 十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 18764
★★★★十二国記の短編集
それぞれ胸にくる物語だ
本編を味わってから読むべし
2月
9
黄昏の岸 暁の天 十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 18372

★★★★王と麒麟を失った載国を救うべく陽子らオールキャストが奔走する
世界の在り方を問う哲学も
8
相羽奈美の犬 1
相羽奈美の犬 1
posted with amazlet at 10.03.10
松田 洋子
ぶんか社
★★★ニートでストーカーの青年が犬に
いつもながらの容赦のなさ
薫の秘話系統なのでちょっと感情移入できなかったかも
7★★★イタリア人の夫とその家族の生態
オバチャン達のパワフルさは世界共通だ
6
テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)
ヤマザキマリ
エンターブレイン
★★★★★レビュー
5
図南の翼 十二国記 講談社文庫
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 37974
★★★レビュー
3
4
風の万里 黎明の空〈上〉―十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 40823
★★★★★レビュー
1月
2
大作曲家たちの履歴書(上) (中公文庫)
三枝 成彰
中央公論新社
売り上げランキング: 42890
★★★作曲家の履歴書を作成し、その各項目について語るという体裁
新事実なども満載で、作曲家の素顔が白日の下に
確かに面白い
しかしゴシップ的でちょっと下世話な部分も多い
大作曲家は皆変人で自己中の嫌な奴という
一種の偶像破壊かも

それ以上に、人物や音楽解釈の面で作者三枝成彰の個性が前面に出て、好き嫌いがあるだろう
調べたら、彼ももう70歳の爺さんだもんなあ

本の価格も文庫にしては随分高いし、下巻買おうか迷い中
1
東の海神 西の滄海―十二国記 (講談社文庫)
小野 不由美
講談社
売り上げランキング: 87396
★★★★十二国記第3作。雁国の延王と延麒の物語。出会い、建国、内乱。友情とは、国家とは。一気に読まされる。僕もすっかりこの世界に住人になってしまった。

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