エッシャー展

p1010410先日エッシャー展に行ってきました

エッシャーファンというわけでもなく芸森美術館という辺鄙な場所での開催だからパスしようと思ってました
ある日新聞に展覧会評が載っていたので目を通すと有名な騙し絵的版画だけではなく初期の作品も随分展示されているらしい
なら行ってみっかとお墓まいりのついでに寄ったのです

p1010438さすが有名作家だけあって多くの人が鑑賞していました
学芸員による館内ツアーも盛況のようです
最初はエッシャーの師に当たるメスキータの作品が並びます
確かに白と黒の大胆な交錯は弟子への影響が読み取れますがエッシャーの名前がなければどうかな
続いてイタリア時代の版画
これには感激しました
来て良かったと思った
素晴らしい描写力で風景のディテールを細密に描いています
光と影の効果も素晴らしい
ところがこの絵どこか不自然なのです
なにかアリエナイものが描かれているような違和感を感じます
後年のエッシャーを彷彿させる奇妙さが既に色濃く現れていました
そして次からはいわゆるエッシャーの世界
色々なところで見かける有名な版画が並んでいます
でも僕にはあまり面白くなかった
ペンローズの三角形や平面充填など数学的なテーマをもとに幻想的な世界へと誘うアイディアと才能は目を見張るべきです
しかし心に触れてこないグラフィックデザインのように見えました
歳をとるにつれて執着心が増して最後には自分の創りだした迷宮から抜け出せなくなったように思えました
それでも一人の天才芸術家の辿った道をゆっくりと歩けました
いい展覧会でした

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p1010461ミュージアムショップで図録を購入しててふと強烈に目を引いたものがありました
芸森オリジナルの花輪和一マスキングテープです
花輪和一って北海道に住んでるのか
思わず買ってしまいました
満足です

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