台湾おかわり三杯目 その2

照り返し

2日目
このホテルは無線LANも完備していて(有線もアリ)無料で使えます。
フロントでID,PASSWORDを発行してくれます。
昨夜iPADで天気予報をみると、旅行期間中ずっと快晴です。ご親切なことに僕らの帰国後から天気が崩れるようです。
目覚めてカーテンを開けると、予報通り雲ひとつない青空からまぶしい朝日が満遍なく降り注いでいます。

サニーサイドアップ

バイキング形式の朝食をいただきながら相談した結果、今日は9時に出る無料シャトルカーで故宮博物院へ行くことにしました。
今回申し込んだのも他の日本人カップルと二組だったためか、普通のタクシーをホテルがチャーターする形でした。
爽やかな朝の街並みを走り抜けて美術館に向かいます。
一応、帰りに備えメーター料金もチェックしました。200元でした。30分は走っているのにやはり安いです。

結界

故宮博物院の前には既に大型バスが群れをなして駐車しています。入場すると案の定大勢の団体さんでごった返していました。日本人も見かけましたけれど、ほとんどが中国語を喋っていたので、本土からの観光客なのでしょうか。

まず有名な「角煮」と「白菜」を見ておこうと3階に向かいました。
すると3階は立錐の余地もないほど混んでいて、テープで仕切られた行列をたどると階段を下りた二階まで連なっていました。
これは展示室に入るまでどれだけ時間がかかるか分からないわ。モナリザ並みだな。

諦めて一階の展示室から見ていきます。
やはり何度見ても素晴らしいです。
中国の文物ですからいわゆる書画骨董の世界です。
西洋美術に比べあまり馴染みはなかったのですが、近頃はテレビの「開運!なんでも鑑定団」などで知識が増えるにつれ、本物中の本物、名品の凄さを感じられるようになってきたのかもしれないです。

今回初めて日本語音声ガイドを利用してみました。
料金は1台100元で、デポジットとして身分証明書か1000元を預けます。
主な展示品に表示された番号を入力するとヘッドフォンから解説が流れる仕組みです。
全部聞いていたら時間が足りないので、聞きたいところだけにしておきます。また解説の内容も改善の余地があるように感じました。
無料ガイドツアーもやっているようなのでそれに参加してもいいかもしれません。
お勧めは日本人ツアー客の後ろにくっついてガイドさんの説明を聞くことです。何組も回ってますからね。

お洒落狛犬

さてそろそろ団体第1陣が帰ったころかな、と3階に上るとますます行列が長くなっているではありませんか。
午前中に博物院見学を組むツアーが多いのでしょうね。
となると、おそらく昼食時には空くであろうと推理し、それまでミュージアムショップで買い物をすることにしました。
メインの大きなショップはエントランスにあって、展示場を一旦出なくてはなりませんが、聞くと当日の入場券の半券が有れば何度でも出入りできるとのことです。
前回来た時と若干品ぞろえも変わっており、隅々まで物色してお土産などを選びました。

お昼過ぎになったので、戻ってみました。どうかな。
おお正解です!
あれほどごった返していたのが夢だったように、3階の展示室は閑散としていました。
角煮も白菜も矯めつ眇めつじっくりと鑑賞できました。
まあ、美術的価値というより、何といっても故宮博物院の象徴ですからね。
満足しました。

今回特に印象に残ったのは明の宣徳帝が描いた戯猿図です。皇帝でありながら書画も超一流の人物だったようです。何かおかしみというか愛情というか、心が伝わるような作品でした。
それと、長尺の絵画を見ていて、どこかで見覚えがあると思ったら、先日開かれた北京の故宮博物院の展覧会で随分話題になっていた「清明上河図」と同じ画題でした。
後日調べると、あちらは北宋時代のオリジナルで、こちら台湾のは清代の宮廷画家5人が共同制作して乾隆帝に献上した作で、「清院本」と呼ばれるものでした。

さて、歩き疲れたしお腹もすいたので、館内のレストランで昼食にしました。

ニュウロウ麺などの台湾料理を頼みましたが、結局食べきれずに粽を1個持ち帰りにしてもらいました。
夜にお酒のアテとして美味しく頂きました。

ワンタンスープ、牛肉麺、帆立粽

一旦ホテルに戻ることにしました。
連泊するとホテルを拠点にできるのがいいところです。

故宮前のタクシーは悪評も聞くのでちょっと門から離れた場所の車に乗りました。
まず、メーターをちゃんと使うかチェックします。大丈夫。
ちょっと走ったころ、助手席から何か持ち上げこちらに見せてきました。
フサフサして黒いものです。
よく見ると、イヌでした。
クリっとした目でキョトンとしています。
またしばらくして、ノートを見せてきます。
日本語で、「困ったことがあったら連絡ください。」というようなことが描いてあります。
次にメモ用紙に携帯の番号を書いたものを渡してきました。
ここに電話しろ、ということでしょうか。
続いて、メモに「九分」と描いたものを寄こしました。
ハハーン、分かりました。
つまり、観光地への貸切タクシーもやってるよ、という勧誘でした。
では、ワンちゃんは?・・・きっと、イヌ好きの女の子などへのアピール要員かな。
今のところいらないよ、と断りました。
でも、正直にホテルにたどり着き、料金も190元と妥当でした。

シャワーで汗を流し、ホテルの隣のコンビニから買ってきた台湾ビールでプハーっと喉をうるおします。
窓の外は相変わらずの青空と午後の強い日差し。
極楽です。

ちょっとウトウトしたりして、まったりした時間を過ごし、体力も回復してきたので、どこかに出かけることにしました。
同行者はあまり名所旧跡には関心がないようなので、ひとまず市の中心である台北駅に行ってみることにしました。

最寄りの圓山駅まで歩いて20分ぐらいです。
タクシーは確かに楽ちんですが、歩いてこそ感じられる景色があります。
気持ちの良い日差しの中をブラブラ歩き、大きなサッカー場を過ぎると駅前です。

ピアノ教室

MRTの乗車券は丸いプラスチック製のトークンです。ICが仕込まれていて、乗車時は改札機にかざし、降車時に回収されるシステムです。紙の乗車券よりもエコですね。
でも、殆どの人がICカードを使っていました。観光客でもMRTやバスを多用するなら、そちらの方が良いですね。

MRT

台北駅は相変わらず喧噪の中にありました。
構内で行列が出来ていたので、何かなと辿ったら、てつおじさんのチーズケーキの店でした。日本ではブームは去った感がありますが、こちらでは大人気なんですね。

地下街も見てみます。新幹線開業でさらに地下街も増えたようですが、どこがどんな様子なのか分からないので、昔ながらの台北地下街に降りてみます。

生活の事実

言ってみればちょっと田舎っぽいB級店が連なっています。お洒落とは言い難いですが、ぼくは好きですね。
札幌の新しい地下歩行空間も古着や野菜などのワゴンショップが増えてきて、品がないと非難する人がいるようです。でも、それはきっと何かのコンプレックスの裏返しだと思うな。

時間の方向

一駅離れた新光三越に行ってみました。地下街でつながっているのです。でも、その中山地下街は店舗が全部閉まっていました。改修中の店もありましたけど、どうなるんでしょうね。

新光三越のある中山駅も大変な賑わいでした。
ふと見ると、目の前に牛乳大王の店があります。
ここのパパイアミルクが絶品だと旅友Nさんが以前から主張してやまないのです。
同行者がデパート探索をする間、僕はここで待機することにしました。
パパイアミルクは以前士林夜市でNさんに飲まされたものより数段美味しかったです。
味もさることながら、ふんわりと泡立ててあって、その喉ごしがまた独特でした。
同行者が頼んだキウイミルクはモヒトツでしたね。

南国

MRTで戻ります。
ホテル近くに伝統的な菓子屋さんがあるので、入ってみました。
「台中郭記」という店です。
行きのMRTでここのお菓子を大量に買い込んでいる人を見かけたのです。
お洒落な店内で物色していると、店長っぽいおばさんが愛想良く試食をさせてくれました。
買おうが買うまいが、次から次へと試食攻撃にあって、結局押し切られるようにパインケーキなどいくつかのお土産を買いました。
上品な味の、キチントしたお店でした。

ホテルでマッタリしているウチに外出するのがおっくうになり、夕飯は隣のコンビニで買ってきたもので済ませました。
何たってホテルが快適だし、歩き疲れもありましたから。
そういった緩急を付けるのも旅のコツですね。

TVでNHKニュースを見ていたら、世界の天気をやっていました。
台北は、何と明日からずっと雨がち?
嘘!
いやいやそんなはずが。
よくよく見たら、2日前ぐらいの放送でした。
逆に、いかに劇的に天気が良くなったか改めて確認できました!
気分良く、おやすみなさい。

台湾おかわり三杯目 その2” への2件のコメント

  1. なっ(*^。^*)牛乳大王のパパイヤミルクは最高やろ!
    冷たくってちょっと甘くって爽やかで・・・コクがあって :razz:
    飲みたいな~!!
    ==PS==
    ほんと天気男やね、うらやましい :cry:

  2. >大阪人さん

    パパイアミルクは確かに一度は飲むべしだね :grin:

    そしてフルーツ!
    ホテル朝食などでも豊富で、相変わらず美味しかったー
    スイカ、バナナ、マンゴー、マンゴスチンetc.!

    天気は今回一番ビックリしたわ
    わざわざ傘も買っていったのに

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