ピアノへの旅 第11歩

今回はちょっと憂鬱でした
中2週間あったから、いつもより練習時間はありました
でも、なんか煮詰まってうまく弾けないのです
どの曲も、あるところから先に進めない感じでした
ため息交じりでレッスンに向かう足取りは重かったです


Lesson14

あまり無駄話もせず、レッスン開始
僕が椅子の高さを調節したあと、ロックしないのを見て、
ロックなしで大丈夫ですか、落ちたりしませんか
と心配してくれる
いや、一番下だから、これ以上下がりませんから
あ、そうだわね
と笑う
ナゴむ

ハノン

H58.jpg

オクターブの保持
隣り合っているところは問題ないが、後半のオクターブが飛ぶところがぎこちない

肘を楽にして
肘から先に持って行くように


手首柔らかく使って
音はしっかりつかみ底まで
飛ぶ間は脱力


あ、そうか
オクターブアルペジオと同じ感じかな

オクターブ音だけでその感覚をつかむ練習
次回もう一度後半部

「飛翔」見てもらう
あ、飛翔っていうのは
シューマン作曲の「幻想小曲集」の第2曲目のこと
結構有名

一通り最後まで弾く

どういうところに気をつけましたか

スラーをつなげることと
細かい音符の音を揃えること
でもうまくいきません


auf01.jpg

指だけで弾こうとしない
手首を柔らかく使って円運動で弾く


Pのところ左手の方をを意識して
次の左右が寄り添うところは右手
フレーズ頭はちゃんと一息置いてから入る


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ここは、一定のテンポで
その方が緊張感が保てる
黙って弾いても自然に盛り上がる


auf03.jpg

右手のテーマ断片は、二塊でひとつという意識
主題に戻る前の最低音はよくオクターブの和音聞いてから
次、少し弱めからクレッシェンド
体を前に近づけて
テーマの左手もっと深く


全体的に8分の6の感じを出す
波を描いていくように
平板にならないように


猛練習してきます

細かいところ、手首の使い方一つで、驚くほど弾きやすくなる
びっくりするね
指だけでパラパラ弾くイメージだったから、音が飛んだり凸凹したり苦労した

先生の講義
最近リスト音楽院の講習を受けた
今年はテンポがテーマだった
作曲者の意図したテンポと実際の演奏が違っていることが多い
例えばリストのコンチェルトとの出だしとか
ラヴェルのクープランの墓のトッカータとかも
(と言いながら最初のフレーズを弾く)
作曲者はもっと遅く弾いていた
私も夜のギャスパールのスカルボを弾いたことありますけど(どっひゃー)
アルゲリッチの演奏を聞いたら早すぎて手が壊れると思ったことがある
アンダンテとアダージョなどもきちんと区別しなければならない



飛翔もYOUTUBEでいくつか聞きましたけれど様々なテンポでした
ゆっくり目の方が音楽が伝わるでしょうね
早く弾くと演奏効果は上がりますよね
むずかしいところです
ドイツ語辞書持ってますか
え?

飛翔の楽譜冒頭の指示がドイツ語で書かれてあったのだった
sehr rasch
後で調べると
「非常に速い」
だった
でもこの曲、僕はタップリめに弾く方が好きだ

残り5分ぐらいになった

モーツアルトも見てきましたか
はい
じゃ第二楽章ちょっと弾いてみましょう
ちょうどアンダンテです


k330201.jpg

ペダルはほとんどなしで
左手連打のところもせいぜい半拍ぐらい


弾き出すと、すぐ止められる

ペダルなしで、テンポももう少し早く
私も最初、ピリスのようにピアニスティックに弾いたら
先生に直された


席を譲ると最初の方の手本を見せてくれた
ノンペダルで活き活きとした感じ
テンポも速め
でも音色がキラキラして聞こえる
ちょうどピリオド奏法というか、古楽器のような味わい

まあ解釈はそれぞれですけどね
いえ、先生のように弾いてきます

ここで時間となる

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リスト音楽院のセミナーって何だ
帰って調べると、リスト音楽院教授による講習で、毎年札幌で開かれているものでした
受講者のうち最優秀者は、留学したりリサイタル開いたり凄いことになるようです
受講者コンサートも開かれるぐらいだから、もちろん専門の人のためのセミナーででしょう
受講しただけで、プロフィールにも書けるような立派な経歴になるみたいです
なんと、レッスン日の直前にそのコンサートがあったようですが、H先生も弾いたのだろうか

H先生が弾いたことがあるっぽい、トッカータもスカルボも難曲中の難曲です
スカルボなんてラヴェルが、世界一難しい曲を作ってやる、と言ったとか言わないとか

H先生、チラチラと実力の片鱗を覗かせます

でも、そんな経歴よりも、音楽がよく分かっているのがよく分かります
だから、素直に教えを受けられます

壁にぶつかったと思っていた部分も
一つのアドバイスで、つるりと通り抜けられるのは驚きますね

帰りの足音は、来る時より随分軽やかに響いていたことでしょう

ps
右コラムの「午後の音楽室に」現段階の「飛翔」を載せておきました
両手の振り分けがまだ不完全でウロウロしてるところがあったり、
全然まだまだなので、リバーブ深めにかけてごまかしてますけど(笑

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