のだめカンタービレ


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クラシックの世界を舞台にしたマンガが賞を取ったと雑誌で見て、本屋で探すと平積みで売ってた。
早速1巻だけ買ってみた。面白くて次々買いそろえ、最新刊まで一気に読んだ。
少女マンガだから、買うのは恥ずかしかった。変態オタクおじさんと思われないように、さわやかな態度をとりつつ女の子に混じって本を探した。

もう典型的な少女漫画的設定で、白馬の王子様がいて、ピエロ役の彼の友達がいて、意地悪な恋のライバルがいて、でも結局はドジなアヒル的主人公(でも無機質)が白鳥となって王子様と結ばれる。絵に描いたようなシンデレラコンプレックス。
それでも、このマンガ、音楽がよく書き込まれているし、ギャグセンスが光っているから、まあ面白い方だな。
こんなところが最初の僕の印象だった。
でも、巻が進むに従って、引き込まれていった。
主人公「のだめ」チャンは自我が未分化な虫のようなキャラだ。でもジツはかわいくて天賦の才能がある。本人はその天才を自覚していないが、マメな王子様によってその能力が花開いていく。そして努力型のライバルは決して彼女に太刀打ちできない。
このシチュエーション、どこかで聞いたことはないだろうか。
そう、これは現代版「ガラスの仮面」ではないか。
あの悪魔的な漫画をクラシックの世界に置き換えたものだと、気づいてしまった。残念。
ただし、”のだめ”オリジナリティは”仮面”には皆無のギャグセンス。それが救いだ。

なんていう理屈抜きに面白いこと請け合い。お薦め。

今度生まれたら断然識指揮者になるぜ、とか千秋に感情移入してしまう。
最近、なりきってピアノを弾いてるオレ様(^^;)

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