草間彌生展

芸術の森の草間彌生展(クサマトリックス)を見た。
名前だけは知っていたが、実際目の当たりにするのは初めて。
とにかくやられた。とんでもないアーティストだ。
札幌郊外の芸術の森は初夏の緑がまぶしい。その中に突然現れる、補色の赤のオブジェ群。その表皮には例外なく白の水玉。

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美術館内に誘われ、水玉がうごめくアプローチから展示室にはいると、そのオブジェが合わせ鏡によって無限に増殖する空間。ここで赤く染まった自分の脳の表面にも水玉が張り付いてしまった。
一転して、暗黒空間の上下左右に無数の光が。圧倒的な幻想。「蛍の群舞の中に消滅するあなた」
次々と刺激的な空間が続く。
その間何だか懐かしいような危ないような匂いがずっとしていた。
それも演出だろうかと考えながら、最後の空間にたどりつく。
全てが解放される。床には干し草が敷き詰められている。これの匂いだった。
”アート”を”誰かの心を動かす行為”と定義するなら、これほど様々なイメージを投げつける作品群は滅多にないだろう。
死と生、明と暗、ポップとクラシック、陽気と病気、囚われと解放、図と地・・・水玉。意味はいらない。
彼女の唄だけは、一瞬クルトワイル風かとおもったら、結局ご詠歌で、何か生々しく年代を感じてしまい,シンドかった。

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とにかく必見。

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